【第70回目】売り手市場といえども・・・

こんにちは!ゆっきーです。

 

まず、最初に友人が本を出版したのでご紹介します!

 

タイトルは、「まるごとマルタのガイドブック」(亜紀書房)林花代子著
http://u0u0.net/GdPP

 

著者の林さんは、なんと37歳でマルタへ留学し、マルタの魅⼒にはまり、⾃⾝のキャリアを活かしてマルタの魅⼒とマルタ留学の情報をブログ・SNSで発信している方です。留学は遅咲きですが、自分が留学した国の書籍を出版されるなんて素晴らしいですね。

留学する国で迷っている方にも一読をお勧めします。

 

 さて、本題に入ります。

 

最近では売り手市場だと言われていますよね。そのため、普段、関係者からしばしば

「今、留学帰国者も内定がもらい易くなったのではないか」と、言われます。

あなたはどう思いますか?

※売り手市場:「売り手」、つまり、“求職者側”に優位な市場であるということ。

 

確かに私が起業した2003年からの10年間に比べればそうかもしれません。しかし、留学生の就職支援現場からの意見としては、内定が出る人は複数内定をゲットしているものの、内定が出ない人は変わらず苦戦している、といったように、内定の有無に関しては、二極化しているのではないか、ということです。

 

もちろん、ここでいう内定とは、留学帰国者が希望している企業からの内定を意味しており、企業であればどこでもOKという内定ではありません。

 

これはどういうことかというと、いくら現在は売り手市場、つまり企業側が人材が欲しいと言っても、人材であれば誰でもいいとは考えていないということです。人を雇うとなると、企業はそれなりに金銭的な負担が増えるわけですから当然ですよね。売り手市場といえども、どの企業も採用には慎重になるわけです。

 

ですから、留学生は売り市場という言葉にあまり踊らされないようにしたほうが良いでしょう。今が売り手かどうかにかかわらず、しっかり就活の準備をすることをお勧めします。

 

次回は、留学生の中で、いい能力・資質があるにもかかわらず、なかなか内定に結び付かない人の原因について述べたいと思います。

 

お楽しみに!

 

ゆっきーでした。