こんにちは。ゆっきーです。
いきなりですが、人はどんなとき「学ぶ」と思いますか?
自分のことを振り返ってみると、案外、失敗したときや、辛いときだったりします。そんなときは、結構、学びが大きい。いかがでしょうか?
では、学ぶことって、失敗なんでしょうか?
そんなことはありませんよね?失敗しても、そこから学ぶことができるのであれば、決してその失敗は、単なる失敗ではなくなるんです。つまり、成功なんですね。だったら、かりに失敗したら、そこから何かを学ぼうという視点に切り替えればいいんですよね。必ず、そこから学べることを見つけようと思えば見つかるはずです。そうすることで、失敗が一瞬にして成功に転じてしまうんですね。
こんな視点を持っている人は、絶対、失敗なんてことはなくなります。学びは成功ですから。その学べる機会である失敗を恐れて、行動を起こせない人はとても勿体ないことだと思いますがいかがでしょう?
失敗は失敗と決めてしまったときのみ、失敗となる。どんな失敗も、学びという成功に転じることができる。それはあなたの視点次第。
さて、本題に入ります。
最近の人気留学プログラムをひとつに、「海外インターンシップ」があります。海外インターンシッププログラムとは、海外の企業で、一定期間、無償(もしくは有償)で働くことができるプログラムです。
やはり海外の会社で、一度は働いてみたいという憧れを抱いている人にとってはたいへん魅力がありますよね。ところが今、このプログラムの性質を正しく理解せずに渡航してしまったがため、想像していたイメージとのギャップに不満を抱き、帰国後、留学斡旋業者と揉めている生徒さんからしばしば相談を受けることがあるのです。
(なお、ここで取り上げる“海外インターンシッププログラム”とは、主に、一般的なスタイルである「語学研修+インターンシップ」とします。)
これからインターンシップに参加して、「こんなはずじゃなかった!!」とならないために、事前に正しくプログラムの内容を理解し、有意義な海外でのワーキング体験をして欲しいと思います。
まず、留学生からしばしば相談を受ける内容には、次の2つがあります。
- 結局、働けずに帰国することになってしまった!
●もともと希望する職種でのワーキング体験をしたいため申し込みをしたにもかかわらず、結局、希望の職種に就けなかった!
いかがでしょうか。これを読んで、「おや?」と思った人も多いと思います。しかし、結論から言ってしまうと、これらはあり得ることなんです。この理由については次回に述べることとして、まずは前提として知っていただきたいことがあります。
通常、インターンシッププログラムというのは、大まかに分けると、語学学校が独自でインターン先を手配するケースと、語学学校が、インターン先を手配する会社へ委託するケースの二通りがあります。そして、特にこのプログラムで重要なことは、その語学学校や手配会社の主導型ではなく、あくまでも勤務先にあたるインターン先の企業が雇用の権利を握っているということなんです。
つまり、どういうことかというと、いつでもインターン先の事情で生徒さんを受け入れたり、拒んだりできるんです。いわば雇用状況に関しては、インターン先の意向次第だということですね。たとえば極端な例ですが、あるインターン先の企業でしばらく働いていたら、「来週からは来なくていいですよ!」なんて突然言われることもあり得るんです。
そんな場合は、他の会社に働き口を求めることになります。もちろん、それは語学学校や手配会社が新たに別のインターン先を見つけることにはなるのですが…
しかし、どうしてそんなことになってしまうのでしょうか?その理由は、そのインターン先は、生徒さんからお金をもらって仕事場を提供しているわけではないんです。当然、普通に営業している一般の会社になるわけですから、あくまでもその会社の都合で働いてもらったり、辞めてもらったりできるのです。一般社員としての雇用形態ではありません。
この事実をしっかり認識して行かないと、現地で、「事前の話と違うじゃないか!」ということになってしまいます。つまり、インターンシップは、あくまでもインターン先企業の主導型プログラムだということをぜひ、覚えておいて欲しいと思います。
次回は、先に挙げた留学生からの二つの相談内容、
- 結局、働けずに帰国。
●希望の職種に就けなかった。
これらについて、なぜそれが起こりうるのかについて解説したいと思います。
この内容を知っておくことで、インターンシップのプログラムの性質を正しく理解できるので、現地で、「こんなはずではなかった!」ということが避けられるはずです。有意義なワーキング体験をするために、ぜひ、次回も読んで欲しいと思います。
それでは、良い週末を!
ゆっきーでした!