【第32回目】自分に向いていることが分らない、自信が持てない人にお勧めなこと。

こんにちは。ゆっきーです。

普段、カウンセリングをしていると、「自信が持てない」とか「自分に何が向いているのか分からない」
という言葉をしばしば聞くことがあります。そのような人に役立つちょっとしたある作業をここでご紹介したいと思います。

 
それが『褒メモ帳(ほめもちょう』です。

あなたは『褒メモ帳』という言葉を聞いたことがありますか?
あるわけないですよね。なぜなら、私が作った言葉ですから(笑)。

これは、「褒められる」+「メモ帳」の単純な造語です。意味としては、日ごろ、人から褒められたり、感心されたり、賞賛されたことをメモに残しておく、ということです。

この褒メモ帳には、二つの効果があります。

一つは、褒メモ帳の内容から、自分の特性を知ることができる。
二つ目は、自信をなくした時など、これを読み返すと自信を取り戻せる。

 

普段、私達は、人から言われたことの中で、いい事よりも、悪いことのほうが記憶に残りやすいと思いますが、いかがでしょうか。いい事を言われたら、その時は嬉しいのですが、スグにスルーしてしまい、忘れてしまいがちです。というか、そんなに重視しようとしないのが普通です。むしろ、欠点を指摘されたときのほうが印象深いと思います。恐らく、私達は普段から、欠点修正型の教育を受けてきたことにも少なからず影響があるかもしれませんね。

もちろん、欠点修正も人間形成においては、とても大切なことなのですが、実は、それだけでは勿体無い、というのが私の意見なんです。なぜなら、褒め言葉や賞賛された言葉など、人から投げかけられた自分に対するプラス言葉の中には、自分の本質的な特性が多く含まれていることが多いからです。そこから、自分の気づかなかった特性や強みを発見することもあるのですね。でも、普段から、褒められたことを自分の中で拾っていくような作業を意識して行わないかぎり、せっかくのそんな素晴らしいメッセージにも気づけないんです。

もし、普段から、「そんなに人から褒められることなんてないよ!」という人は、これまで過去に褒められたことや、人から言われたことでうれしかったことなどを思い出せるかぎり書き出してみましょう。この作業は、決して無駄にはなりません。自分に対して、いいイメージを抱くと、その通り行動に表れますし、反対に悪いイメージを抱けば、やはりその通りに行動しようとします。

どうせならいいイメージを抱いたほうがいいですよね 。自分もハッピーになりますし、周りもハッピーになれますから。それに、この褒メモ帳は、特に自信をなくした時などにも威力を発揮してくれます。褒メモ帳の内容に、癒されたり、励まされたりするからです。ただ読み返せばいいのですから簡単ですね。

この<褒メモ帳>を、上手く活用すれば、自分の特性を発見できたり、失った自信を取り戻せますので
ぜひ、試してみてください。
日本にいる人も、今、留学中の人にも、今日からこの<褒メモ帳>をつけることをぜひ、お勧めします。

今回は以上です。

ゆっきーでした。