こんにちは!ゆっきーです。
普段、留学に関する色々な質問が寄せられるのですが、それらの質問に対する回答を
ほぼ網羅されているのが下記の書籍です。下記の目次の項目で知りたい内容があれば
是非一読をお勧めします。
『海外で英語をモノにする人、できない人』(マイナビ、2015年)電子書籍(kindle版)
第1章 英語上達を加速するための最大の秘訣、英語“で”学ぶ編
1 海外の環境を100%活かすためには、こんな妄想を排除しよう
(1)本場の海外へ行けば、ペラペラになれると期待するのは大間違い!
(2)英語習得はスポーツの上達と似ている!
2 海外では<英語『を』学ぶ>から卒業し、いち早く<英語『で』学ぶ>
環境に切り替える。「机上」を離れ、「実践」で学べ
(1)<英語を学ぶ>から卒業し、いち早く<英語で学ぶ>の意味を知ろう!
(2)英語が学べる人気国〜それぞれの国の簡単な特長を紹介します
- アメリカ
- イギリス
- カナダ
- オーストラリア
- アイルランド
- マルタ共和国
- フィリピン
- マレーシア
(3)国のアクセント(訛り)が気になる人へ。英語はあくまでもコミュニ
ケーションの手段。アクセントに拘りすぎることは本末転倒
(4)「英語で学ぶ場」はいろいろある
- インターンシップ
- ボランティア
- 資格取得
- 高校、大学・大学院
- 専門学校
(5)「英語で学ぶ場」での注意点。年齢や英語力、日本での学業成績など
の条件が求められることがあるので要注意
(6)今、私が注目する『英語で学ぶ』プログラムをご紹介します。
3 自分でできる!海外生活での不安や悩みへの対処法
(1)夜に頭の中だけで考えないこと。夜は悲観的になりやすく、頭の中で
考えると行き詰まる
(2)悩みを紙に書き出す2つの効果
4 最近流行の「子供の留学」について
(1)最近の子供留学の現状、長期留学の弊害と注意点
(2)子供留学を考えている方へ一言。安易な考えは禁物
第2章 海外で英語をモノにする人、できない人編
1 海外の語学学校へ参加する前に知っておきたいこと
(1)どんなに評判の良い学校でも上達する人、しない人がいると知る!
(2)日本人比率が気になる人へ。日本人はどこの国にいっても必ずいる。
(3)学校に対する他人の不平不満はあくまでもその人のものと知る
(4)最近流行りの激安校、格安校について一言。激安校・格安校には授業
や講師の質がピンからキリまである
(5)外国と日本のスタンスの違いを理解する。海外では以心伝心は期待で
きない。自分の意志や意見を自らが発信しないかぎり、スタッフには
理解してもらえない
2 海外で英語をモノにする人
- 日本にいるときから英語の準備をしている人。飛行機から降りた瞬間
から英語づけの環境が始まることを忘れずに
- 郷に従える人。海外の環境を100%生かすためには、まずはその国
を理解し、ルールに従うこと
- 目標が明確な人。目標が明確だと人は頑張れる。腹筋の例で考えてみよう
(4)英語“で”何かを学ぶ人
(5)英語の細かいミスを気にせずに、どんどん積極的にコミュニケーショ
ンをはかろうとする人。「外国人なのだからミスして当然」と開き直
るくらいで丁度いい
(6)その国の友人を作れる人
3 英語をモノにできない人とは?
- 他人任せ。受身。語学学校に通えば、自動的に英語を話せるようにし
てくれると期待している人
- 郷に従えない。その国の環境に馴染めない人は、環境を100%活用
することは難しい
(3)目標が不明確。英語の「授業」を受けることのみが目的になりやすい
(4)日本人同士で一緒にいたがったり、外出したがらない人
(5)1年以上語学学校へ通っている人。1年も語学学校に通うと、同じ授
業の繰り返しになり、惰性に陥りやすくなる
(6)本場で英語を勉強すれば、楽して英語の上達が望めると考えている人
4 これから海外で学ぶための心得10箇条
- 日本について勉強しておくこと!日本人は意外と自分の国について知
らないし、説明ができない。それでは通用しない
- できるだけ日本にいるうちから英語は勉強しておけ!現地でトラブル
やハプニングは待ってくれない
- 日本人の弱点を知っておく。海外では、常に「これについてあなたは
どう思うか?」と意見を求められる
- 自己主張と自分勝手の違いを知っておく。日本人は自己主張しない国
民だと言われているが、逆にあまり自己主張しすぎると嫌われる
- 海外では、日本の常識は非常識だと知れ!ロンドン在住の友人が数年
ぶりに来日して気づいたこととは
- 国籍を問わず、出会いを大切にする。たとえ相手が日本人でも、海外
での出会いは自分の財産となる
- 海外にいる間は、さまざまな体験をしたもの勝ちと知れ!失敗を恐れ
るな!良い体験ばかり追い求めると損をする?!トラブルやハプニン
グも宝物となる
- 恥をかくことを恐れない人ほど上手くいく。英語は間違ってもいいか
ら、とにかく使うことが大切。間違った分だけ、恥をかいた分だけ勉
強できると思うこと
(9)最終的に辿った道が自分の本来の進むべき道だと知る!当初自分の
描いた目標とズレてしまっても落ち込まない
5 英語をモノにするために欠かせない「HAL」の法則
(1)HALの法則とは?留学成功の3大要素<H(ハート)A(アクション)L(ラ
ンゲージ)>
(2)HALの法則の活用法。HALの法則を活用すれば、自分が上手くいか
ない理由が探れます
6 情報収集の際の注意点。情報が多すぎると弊害がでる
(1)メジャーリーガー・イチローから学ぶ情報収集の極意
~情報は多く収集すれば良いというものではない!〜
(2)プロのアドバイスを参考にする。自分で判断することに限界を感じた
り、情報過多で混乱したら、プロに相談してみよう
第3章 海外で学んだ経験を強みに変える自分の売り込み方(就職活動では留
学体験をこう生かせ!)
1 海外生活体験をしただけでは通用しない。現地滞在中に帰国後を視野に入
れ、やっておきたい作業とは
(1)海外組の就職事情を知ろう
(2)現地での出来事、行動をメモしておこう。メモしておくのは、こんな
こと
2 留学生に対する採用担当者側の視点を知ろう!
(1)一般的な企業の採用の狙いとは
(2)企業が求める人物とは。今や語学力があって当たり前
3 面接での注意点。海外生活に関して何を言わなければならないか
- まず最初に、海外で身に付けたものを整理しておく。それらが自分を
アピールするための材料になる
- 語学力
- 異文化体験
- 多面的な物事の見方・考え方
- 専門性・即戦力(大学院留学生)
- 積極性
- ストレス耐性
- 自分から物事を発信する力がある。また、相手を理解する力も備わ
っている。
- どんな点をアピールするか。「留学経験」を伝えるのではなく、留学
経験で得たものを社会でどう活かすかを伝えること
4 就職活動のステップ
(1)自己分析。自分自身を自分の言葉で表現できるようにしておく
(2)業界の研究。「業界」と訪問する「会社」を研究する
(3)アプローチ。社員を募集している会社の探し方
第4章 これから海外で学ぶ人たちに多い疑問や不安 Q&A
1 渡航前の不安や疑問
(1)わざわざ海外まで行って勉強しても、十分に英語が上達しなかったら
と不安で、決断に迷っている
(2)海外で勉強するのに適齢期はあるのか?
(3)留学してどれくらいの期間で語学力が伸びるのか?
(4)短期留学でも参加する価値があるのか?
(5)家族に反対されているが渡航したい。どうすればよいか
2 海外生活中の「心の壁」に関すること
(1)言葉の壁で意思疎通ができなかったり、授業についていけないとき
(2)友人と比較し、自分が劣っていると気持ちが落ち込んだとき
(3)目の前の外国人にどうしても物怖じしてしまうとき
(4)いくら頑張っても努力が報われないと感じたり、成果がでないで苦し
んでいるとき
(5)一向に語学が上達しないので、学校を転々としたものの、それでも全
く上達を感じられないとき
3 海外滞在中の人間関係に関すること
(1)相手に自分を理解してもらえないと思ったとき
(2)コミュニケーション上の誤解が生じたとき
(3)学校の授業中など、人前で話すときに緊張してしまう
(4)人づてに何かを聞いたとき
(5)初対面の人と何を会話していいのか分らないとき
いかがですか?もし上記の目次の中で知りたい内容があれば是非一読ください。
下記より入手が可能です。
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海外で英語をモノにする人、できない人 ~総集編 [Kindle版]
さて今回は、<留学国選びのポイント>について述べてみたいと思います。
留学を検討されている方の中には、「この国へ絶対留学したい!」と、留学先がはっきり決まっている人もいれば、「一体、どの国に留学すればいいのだろう?」と迷っている人もわりと多いものです。正直申し上げて、国選びには、「絶対この方法で選べ!」という基準はないと思います。人それぞれ留学目的、好みがあるからです。それを前提に、今回は、いくつかある国選びの基準を、ご紹介しましょう。
1)留学目的から選ぶ。
かりに、あなたが漠然と、英語圏での正規留学(大学留学等)を希望しているものの、肝心な国がまだ決まっていないと想定します。そんな場合は、大学や、大学で学べる内容の選択肢の面から考えると、アメリカがおすすめです。なぜなら、大学の数(二年制、短大含む)が、他の国に比べ、圧倒的に多いからです。
アメリカ:4400校以上
イギリス:167校
カナダ:90校以上
オーストラリア:39 校
ニュージーランド:8校
いかがですか?
国よってこんなに大学の数が違うわけです。ちなみに、日本の大学の数は、1200校前後だと思います。 従って、大学数に勝るアメリカにおいては、選べる大学の数も多く、それに伴い、当然、学べる科目の範囲も広いのですね。要するに選択肢が多いわけです。反対に、オーストラリアやニュージーランドは、大学数が少ないので、日本人留学生が、これらの国に大学進学留学しようとすると、かなり大変です。(もちろん、これは、すべてのアメリカの大学が入りやすいという意味ではありませんよ。)
これらは一例ですが、このように、大学留学を希望していて、どこの国に留学しようか決めかねている人は、まずは、自分は大学で何を学びたいのか?という目的を絞ってから、それを可能とする大学、国を選ぶのが良いでしょう。
語学留学であれば、現地でどんなプログラムに参加したいのか、ご自分の語学留学の目的を考え、それを提供する学校から探してみるのも一案です。特に語学学校であれば、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドには、さまざまな語学プログラムを提供する学校が増えています。
2)国で選ぶというよりも、どんな環境の中で学びたいのか?
環境というのは、たとえば、刺激的な都会の中で勉強したいのか、田舎の中で のんびり勉強したいのか、学生が多い街の中で勉強したいのか、という視点から考えて、どんなロケーションが自分に合っているのかを考えてみるのです。特に語学留学生には、こんな選び方もいいと思います。すると、自分に合った適当な都市など、ロケーション候補が挙がってくると思います。その結果、おのずと国も選択できてしまいます。
このように、国選びという広い視点からではなく、自分が好む環境や地域に フォーカスし、検討してみる方法もあります。 留学先は自分に合った環境で勉強することが大切ですからね。
3)物価で選ぶ
限られた予算内で留学するためには、ある程度、物価を考慮して国を決める人もいます。物価面で考えてみると、アメリカ、イギリスよりは、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドのほうが一般的に物価は安いでしょう。
4)人気留学スポットを参考にしてみる。
上記の基準でも決められないという人には、留学雑誌や書籍、必要であれば留学カウンセラーのアドバイスを参考にして、留学人気スポットをいくつか確認し、自分に合ったロケーションを選ぶ方法もあります。
日頃、留学相談を受けていて、国を決めかねている人の中には、往々にしてどこの国へ留学すれば一番効果があるか・・・という視点から考える方が多いのですが、ハッキリいって、それは国がどこかよりも、その方の留学目的や意気込み、姿勢のほうにより影響します。国選びという面では、日本人留学生のみんなが共通するベストな国はありません。AさんとBさんとでは違う意見になるのが普通です。なぜなら、人それぞれ留学目的や嗜好が異なるからです。同じ国に留学しても、成功する人、失敗する人の両方がいるものです。「郷に入れば郷に従う」という諺もあるように、選んだ国の風習や 習慣に自分から合わせていき、その国を好きになろうする姿勢を持ち、一生懸命、勉強に励むことができれば、 どこの国に留学しても成果があげられるでしょう。
もし、留学先がなかなか決まらない人は、そのことを前提に押さえて、それから前述した基準を参考にして、選んでみてくださいね。
今回は以上です。
ゆっきーでした。