こんにちは!ゆっきーです。
あなたは、今の状態が辛くて仕方がないとき、どのように気持ちを整理してますか?
私はそんなときは、次の言葉を思い起こすようにしているんです。
「夜明け前が一番暗い」
これは、辛ければ辛いほど、その状態がまさに終わりに近づいている、そして、事態の好転する時期がすぐそこまで来ている、ということですね。これは慰めの言葉でも何でもなく、事実だと思うんです。
「最も悪いときが、自分の運命が開ける時期だ」と信じて、”顔晴(がんば)って”いきましょう!
さて、留学生の関心事の一つに、留学先における日本人留学生の割合が挙げられます。 やはり、留学先に多くの日本人がいる環境は望まないでしょう。今回は、それに関連し、わりと多くの留学生が頭を悩ます、日本人留学生との付き合いについて触れたいと思います。
あなたは、留学中に日本人留学生と付き合いたいですか?それとも、距離を置きたいですか?
これから留学される方の中には、「現地では日本人と一切付き合わない!」と、堅く決心をして留学に参加しようとされる方もいると思います。私は、そのような意気込みのもと、留学に参加されるということは、その気持ちもよく理解できますし、むしろ応援したくなるほどです。実際、留学先では言葉、文化、生活習慣の違いにより、ときにはストレスを感じたり、孤独感を味わうものです。そんな中、日本人と一切付き合わないとなると、よほど自立した人でないとかなりしんどい想いをするでしょう。それを実行できたとすれば、自分を律するという意味では、たいへん貴重な経験になるはずです。ある意味、スゴイことです。ぜひ、そのような方には、“日本人ご法度”に挑戦して欲しいと思うんです。一方、そこまでの決心はないものの、現地では日本人と付き合うべきかどうかを知りたい人へ向けて、今回はお話したいと思います。
結論から先に述べます。
日本人と付き合うべきかどうかを迷っている人であれば、
「留学先で知り合った日本人との付き合いも大切にせよ!」
ということです。これは言い間違いではありません。本心から言っていることです。留学指導者などから、よく「日本人は遠ざけよ!」とか「日本人とは付き合うな!」など、アドバイスをされた方もいるかもしれませんね。しかし私の意見としては、逆に、日本人だからということで、無理に距離を置く必要もないということです。もちろん、現地で日本人と、常につるんで行動を共にすることはオススメしません。というか、それでは折角、海外で生活をしている意味が半減してしまいますね。当然です。ここでは、あくまでも、現地において、日本人だからといって無理に距離を置く必要はないということを言いたいのです。
留学目的には、学位や資格を取得するとか、語学を習得するとか、文化を知ることなど、さまざまなものがあると思います。それ以外にも、留学先での人的交流があるんですね。これも留学目的の醍醐味といえるのです。人は人を通じて磨かれます。留学をしているからといって、日本人からは何も得るものはない、なんてことは決してありません。
また、留学先での適度な日本人との交流の良い点は、日本人との会話は精神的に癒されることと、それによって、外国生活でのストレスも解消されることがあるということです。もちろん、その際の注意事項としては、その居心地のよさに負けてしまうことですね。ずっと一緒に行動を共にするという状態では、好ましくないでしょう。それは言うまでもありませんね。
いずれにしても、自分のポリシーから、「日本人とは一切付き合わない!」と決心された人でないかぎり、“留学先で知り合った日本人との出会いも大切にする”ということは、このブログの読者のみなさんには、ぜひ、覚えておいて欲しいと思います。その日本人との出会いが、その後のあなたの人生を変えてしまうほどの“ダイナミックな出会い”になるかもしれませんよ。
私はしばしば留学講演でこんなことをお伝えしています。
「世界の人口は、72億4000万人ですから、たとえば、一日10人の人に会うとして、その人と会うまでには単純計算でも約201万年かかります。今日あなたが会う人とは、7億2400万日分の1の確率で出会うわけです。そんな確率で会うことを考えると日本人とか日本人以外とは区別なく、そこで知り合った人たちとの出会いを大切にしたいですよね。」
次回は「留学先選びのポイント」です。
お楽しみに!
ゆっきーでした。