【第9回】人からアドバイスをもらうときに、相手を間違えると損をする!

こんにちは!ゆっきーです。

 

今回は、「人からアドバイスをもらうとき、相手は間違えると損をする!」ということについて述べたいと思います。

 

ある日、大学を1年休学して留学する学生からこんな質問をされました。

『親友に、自分が留学するかどうかを相談したときに「休学してまで海外留学するなんてリスクがあり過ぎる。留学なんてやめたほうが良い。そもそも帰国後の就活は大丈夫なのか?」と言われてモチベーションがかなり下がってしまったんですけど、実際はどうなんでしょうか?留学するのに迷いが出てきました。』と。

 

要するに、親友から否定的なアドバイスをされてしまい、次第に不安になり留学するかどうか迷い始めた、ということです。

 

さぁ、あなたがその留学生の立場であれば、親友のその意見を聞いたとき同じように迷いますか?

 

私はその留学生に対して逆質問をしました。

私  『そもそもその親友って留学したことあるの?』

留学生『いいえ。留学経験はないと思います。』

はい。これで終了。

 

ここで何を伝えたいかというと、≪人からアドバイスをもらうときや相談するときには、相手を選ばなければいけない≫ということなんです。
この例でいえば、なぜ留学経験の無い人の意見を参考にするのか?ということです。そもそも留学経験のない人が、どうして留学の有効性や是非を語れるのでしょうか?

 

耳学と実学とは次元が全く異なります。

 

その親友は留学したことがないということですから、自分の経験からではなく、どこかで留学の是非を人から聞いたり、あるいは本や雑誌などを読んだりして、自分なりの解釈をし、その留学生にアドバイスをしたことが考えられます。

ここであなたに相談相手の選び方をお教えしましょう。

それは、自分がこれからやろうとしていることを実際に経験している人で、できればそれに成功した人に相談することです。

 

これは考えてみれば単純なことで、たとえば、あなたが起業したいサラリーマンだったとします。

かりに同僚に起業したい旨を話したとしましょう。その場合、同僚の10人中9人は、おそらく起業に反対するのではないでしょうか。

『起業する?そんなリスクがあることは止めたほうがいいよ。もっと現実を見ろよ!』

といった具合に。

ところが、もし起業経験があり、そこそこ上手く行っている社長さんに聞けば、

『起業したいんだったら、やっぱり起業したほうがいいよ。自分のやりたいことをやれるし、なにしろ人から指図されることもないから自由を謳歌できる!』なんて言ってくれるかもしれません。

 

つまり、誰に相談をするかによって全く正反対の回答になる、ということなんです。

 

だとしたら、自分がやると決めたことなのであれば、それを実際に実行している人に話を聞くのが一番良いはずです。未経験者が、本当の意味でその有効性を語ることはできません。

 

それともう一つ。身近な人のアドバイスを聞く際に、気を付けなければならない

ことがあります。

それは友人からのアドバイスです。

なぜだと思いますか?

それは、ズバリ、あなたの友人の中には、今のままのあなたでいて欲しい。あなたに変わって欲しくない、という心理が働いてしまう友人もいるからです。

つまり、あなたの成功や成長を知ることで、自分が敗北感を感じてしまう人もいるということなんです。もちろん、親身になってアドバイスしてくれる友人もいますから、その意見も参考にしつつ、プラスして前述した経験者にも意見を聞くことをお勧めします。

 

いずれにせよ、人からアドバイスをもらうとき、相談するときには相手は選びましょう。

 

今回は以上です。次回は、「これを知らずに留学すると恥をかく!」について述べたいと思います。

お楽しみに。。