こんにちは。ゆっきーです!
では、前回の続きです!
留学で何とかなっている人達は、何とかなっているのではなくて、何とかなるように“行動している人達”だということを述べましたね。
特に留学の最初の頃は、自分の言いたい事が言えなかったり、相手の言っている内容が理解できなかったり、とてもストレスが溜まります。
それは誰もが経験することなんです。
例えば、学校の授業で、先生が言っていることがさっぱり理解できないときは、自分以外のクラスメートは、みんな理解できているように感じ、まるで自分だけが取り残されているような錯覚に陥るものです。すると、孤独になったり、泣き出したくなる・・・なんてことは、よく留学生から聞く話です。これは年齢に関係ありません。
実際に、海外の大学や専門学校に留学すると、英語能力を測るテスト(TOEFLやIELTSなど)の結果がかなりハイスコアの人でさえも、しばらくは、先生が何を言っているのか理解できないなんてことは普通にあることです。英語能力テストのスコアが、そのまま授業の理解力に比例するかというと決してそんなことはないのですね。分りやすく喩えると、日本語がペラペラな私たちが、日本での学校の授業がすべてパーフェクトに理解できるかというと、そんなことはないですよね。
それと一緒なんです。要するに、授業の受け方・聞き方にもコツがあったりするわけです。
これらはほんの一例ですが、このように、留学は誰にとっても、「行けば何とかなる」ような甘いものではないんです。
では、留学経験者で、「留学は行けば何とかなるよ!」と答えた人は、嘘を言っているのでしょうか?
いいえ。決してそんなことはありません。彼らは本当にそう思っているのです。特に留学経験者の中で、
「行けば何とかなる!」と答える人は、大概、行動派の人が多いんです。つまり、行動派の人達は、自分が行動することはごく当たり前にできるので、自分がしていることは、当然、他の人にも、同じようにできると考える傾向にあります。ですから、「何とかなるよ!」と言ったりします。
ところが、それはすべての人には当てはまらないのです。人によります。これまで何千人の留学生を見てきた率直な感想です。
そのため、そのような行動派の人から、「留学なんて行ってしまえば何とかなるよ」ということを言われたら、その言葉をそのまま鵜のみするのではなく、自分自身の中で、次のように解釈し直して欲しいのです。
「この人は、何とか“なった”人ではなくて、何とか“した”人なんだ」と。
このような視点から考えると、留学をより正しい観点から捉えられるようになりますよ。
そこで、留学で何とかなる(する)ための具体的な行動の方法なども、この講座の中で、徐々にお伝えしたいと考えております。留学に行きさえすれば、棚ぼた式に何とかなるものではありません。そのために、留学前からどのような行動をとればいいのかをしっかり研究しておきましょう。
次回は、しばしば聞かれる次の疑問、
『留学と英会話学校、どちらを選べば英語の上達がより、早くなるのでしょうか?』
さぁ、あなたはこれについてどう思いますか?
これは多くの方の共通した疑問ではないでしょうか。
次回はこれについて回答したいと思います。ではまた!