【第66回目】外国人に物怖じしてしまうとき

こんにちは!ゆっきーです。

今回は、外国人に対して物怖じしてしまうときの対処法を述べたいと思います。

では、始めましょう。

留学生の中には、外国人を見ると萎縮してしまったり、物怖じしてしまう人がいます。
もちろん、これは留学生にかぎったことではなく、島国で育った日本人にとっては、少なからず誰にでもあることかもしれませんね。

では、どうして外国人を見ると物怖じをしまうのでしょうか?

 

実は、日本人にとってのこの傾向は、外国人でも特に欧米人に限っていることが多いのです。実際、アジア系の外国人に対しては、わりと親近感があり、平気で接することができる日本人は多いものです。留学先でも、アジア人同士でグループを作る光景はよく見かけます。つまり、物怖じしてしまう相手は欧米人です。

しかし、欧米人に物怖じする根っ子の部分を理解してしまうと、案外簡単にコンプレックスを外すことができるのです。

 

まず最初に、次のことを理解することです。

 

 

欧米人に対して物怖じしてしまう人は、欧米人が原因ではないということ。

 

 

実は、自分が欧米人を特別視しているから物怖じしてしまうのですね。
つまり、「欧米人」が原因ではなく、特別視している「自分自身」に原因があるわけです。言葉を変えると、自分が勝手に欧米人に対して過剰に反応した結果、彼らに力を与えてしまった状態なのです。要するに、自分のエネルギーを無意識に彼らにあげてしまっているわけです。

欧米人を特別視してしまう原因はいろいろあります。たとえば、語学力不足による言葉のコンプレックスや体格の差です。しかし、物怖じしてしまう一番の原因は、その欧米人側にあるのではなく、欧米人に対して、必要以上に、あなたの力(パワー)を与えてしまっている自分側にあるわけです。

ですから、欧米人を見て物怖じしている自分に気づいたら、

今、私は勝手に相手に力を与えてしまっている状態だ

と自分自身の心の中を感じてください。自分自身が原因だと分り、数分で落ち着いてくるはずです。それでもまだ気持ちが落ち着かなければ、その気持ちを否定せずにそのまま緊張している自分を認めてあげてこのように考えてみましょう。

 

「この人は日本の友人・知人に喩えたら、誰に該当するのか、似ているかなぁ?」

と発想してみるのです。すると、徐々に親近感が湧いて緊張感が解けてきます。特別視している状態から普通に見ている状態へと変化した証拠です。

 

相手は自分に対して何も影響力を持たないと理解することです

 

 

影響力があるとすれば、それは、あなたがそのように思っているからです。自分に原因があると認識できると、その相手からは何も力が働かなくなるので冷静でいられるはずです。
実は、この思考法は、欧米人にかぎらず、苦手な人に対しても効果を発揮する思考法です。

是非、試してみてください。普段の生活で、必要以上に相手に力を与えすぎないように注意しましょう。

今回は以上です。  ゆっきーでした。