【第65回目】語学の習得はスポーツの上達と似ている!

こんにちは!ゆっきーです。

一つお知らせです。

私自身、かれこれ10年以上の恒例行事になりましたが、今週末13日名古屋(土)、14日大阪(日)、21日東京(日)に、下記の留学エージェントさん主催の留学フェアで講演をします。

私は、各会場で、二つのテーマで話することになっています。よかったら是非ご参加ください。

毎回、たくさんの方にご参加いただいておりますので、ご予約はお早めに!

留学フェア詳細や講演のお申し込みは下記からできます。
http://www.wish.co.jp/fair/

 

さて、今回は、「英語の習得はスポーツの上達と似ている」という話です。

 これは決してスポーツができなければならないという意味ではありません。

たとえ話です。早速、この意味をご紹介しましょう。

 

たとえば、サッカーが上手くなりたい少年がいるとします。将来、本田選手や香川選手のように世界で活躍する選手になりたいと思い、サッカーの本場であるイギリスへ、サッカーのキャンプツアーに参加したとしましょう。そのツアーは、プロのクラブチームのスタジアムでキャンプをはります。さらに、指導をしてくれるコーチ陣はプロの専属コーチ。さらに、ボールからスパイクなど必要な用具もすべて一流メーカーものを取りそろっているとします。

 

さぁ、ここで問題です。この少年は、このキャンプに参加しただけでサッカーの上達が

見込めるでしょうか?

 

答えはNOですよね。いくらどんなに素晴らしい環境のみが用意されたからといっても、そこにいるだけではサッカーの上達は見込めないはずです。

上達するためには、コーチのアドバイスをしっかり聞き、理解をした上で、実際、自分でも何度も試し、それが自然な動きになるまで繰り返し練習が必要です。それだけではありません。集合練習以外の時間帯にも、体力作りのため走りこみなど基礎トレーニングなどが必要でしょう。また体を作るという意味でも、栄養バランスも大切ですから、食事などにも気を使う必要もあるかもしれません。つまり、どんなにいい環境を用意されたからといっても、それらの環境をいかに自分が有効に使うかがサッカー上達のポイントのはずです。

 

これは語学の上達の一緒なのです。たとえば、あなたが留学中、現地でも評判の良い語学スクールに通えば、あなたはその環境の中にいるだけで英語が流暢になれるでしょうか?そんなことはありませんね。その証拠にどんなに評判の良い語学学校に通ったとしても、上達する人、しない人はいるのです。同じ環境の中にも関わらず、です。

 

先ほどのサッカーキャンプの例を当てはめるとこういうことです。

その学校の教室がサッカーのスタジアムであり、先生がコーチであり、教材がサッカー用具にあたります。

 

上達するためには、先ほどの少年のように、そこでコーチのアドバイスを聞き、自分でも実践し自然の動きになるよう努力したように、あなたも先生の授業を聞き、実際に英語を使って話してみる。少年は集合練習以外の時間帯に基礎トレーニングをしたように、あなたは授業が終わったら、学校学んだ英語表現を学校を離れた後にも実際に使ってみたり、学校外の人達との意識的にコミュニケーションをはかる機会を設け、交流をはかっていくことで英語が上達していくのです。

 

つまり、英語の習得であってもスポーツの上達と同様で、与えられた環境の中で、自分がその環境をどう使い、生かしていくかによって上達度がガラッと変わってしまうのです。

 

今回は以上です。

 

では次回もお楽しみに!   ゆっきーでした。