【第75回目】まず、日本と日本の企業の動きを知ってから留学しよう!

こんにちは!ゆっきーです。

 

今回は前回お伝えした7つのステップのうちに最初のステップ【まず、日本と日本の企業の動きを知ってから留学しよう!】をご紹介します!

 

留学前のあなたに、まず最初に認識しておいてもらいたい内容があります。

それは、現在の日本や日本企業の動きを知ってもらうことです。これを知ることによって、なぜ今、海外に出ると良いのか、海外へ出る価値があるのか、をしっかり認識できるからです。

人は、自分の行動に意味や遣り甲斐を見出すときにもっともモチベーションが上がることからもわかるように、留学の有効性を認識しておくことが最初に取り組むべきことです。

 

さて、あなたは『グローバル人材』という言葉を聞いたことはありますか?ネット情報やテレビ、雑誌等で一度は耳にしたり、目にしたことがあると思います。2010年ごろから、『グローバル人材』について様々な定義が述べるようになりました。しかしながら、それぞれの定義は微妙に違っていたりします。それはなぜかというと、

実は、国内に統一したグローバル人材に関する定義がないからなのです。

 

しかし私がたくさんの定義を精査して結果、もっとも的を得た『グローバル人材』を表現している定義は下記の内容です。

 

「グローバル人材とは、世界的な競争と共生が進む現代社会において、日本人として のアイデンティティを持ちながら、広い視野に立って培われる教養と専門性、異なる 言語、文化、価値を乗り越えて関係を構築するためのコミュニケーション能力と協調 性、新しい価値を創造する能力、次世代までも視野に入れた社会貢献の意識などを持 った人間 」
(経済産業省. 2011年6月22日.『グローバル人材育成推進会議 中間まとめ』 グローバル人材育成推進会議)

 

 ここで注目すべき点は、どこにもTOEICやTOEFL等の語学力を評価するスコアの記載がないことです。
『グローバル人材』と聞くと、英語や多言語がペラペラな人や語学力が堪能な人と想像する人もいるでしょうが、そんな記述はどこにもないのですね。

かりに、『グローバル人材』を英語がペラペラな人とすれば、アメリカ人やイギリス人など、英語を母国語とする人がみんな『グローバル人材』でなければなりませんが、まったくそんなことはありません。語学力はあくまでも『グローバル人材』定義からすると単なる一要素でしかないのです。

 

それと上記の定義の中に、「日本人としてのアイデンティティ」ということも注目してください。あくまでも自国のアイデンティティをしっかり保持した上で、と定義しているのです。日本を捨てて、とか日本を忘れて、というのとは異なります。

 いずれにしても、このような『グローバル人材』は、現在国内に、どれくらいいて、今後どれくらい求められていると思いますか?

 
実はその数字はすでに経済産業省で述べられています。

平成23年度経済産業省調査「大学におけるグローバル人材育成のための指標調査」によると、2012年1月の段階で、『グローバル人材』は、約168万人いたそうです。それがその5年後の2017年1月にはどれくらいの需要量になっているかというと、約411万人、つまり、たった5年間で2,4倍需要量が増えると推計しているのです。凄い数の『グローバル人材』が求められていることになります。

 

その理由として3つの原因が考えられています。

1.       国内需要の低迷。

2.       新興国をはじめとする市場の活発化

3.       労働力人口の現象化

 

です。帝国データバンクの統計では、国内の中小企業の25%は、つまり4社に1社は海外進出をしているというデータがあります。海外進出する企業は大企業ばかりでなく、多くの中小企業もこぞって海外進出しているのです。また、中国、アセアン諸国、インドをはじめとする新興国の経済が活発化していることにより、当然、そこには多くのビジネスチャンスがあるわけですから、国内企業が新たな市場を求めて進出するのは当然です。

 つまり、上記の1、2にしても海外進出するわけですから、当然海外で活躍が見込める人材、つまり、グローバルに対応できる人材が求められることは言うまでもありませんよね。

そして3つ目の労働力人口の減少化です。人が減れば当然、国や企業によっても危機的な状況に陥ります。その減った人の埋め合わせをするために、一番早い対策としては、海外から外国人労働者に来てもらう必要があるわけです。その意味でも今や国内には海外からの労働者が増えています。

つまり、それにともない何が起こるかというと、現在会社の同僚やライバルは日本人の会社が圧倒的に多いはずですが、近い将来、自分の同僚やライバルは普通に外国人になるということです。そのような状況下、今の自分で勝負するのか、あるいは海外に出てグローバルな視点を身に付けて勝負するのか、その選択は自分自身にかかってくるわけですね。

 

以上のように、国内においても、企業においても、グローバル人材が益々求められている現象を考えた場合、今、留学してグローバルの視点を身に付けておくことは自分にとって得するか、損するかを考えてみると、おのずと回答が見えてくるはずです。

 

留学前だからこそ、そんな状況に今、私たちは置かれているということをしっかり認識しておいていただきたいと考えています。

 

次回は2つ目のステップ【海外で身に付く力と企業が求める要素とは何か?】をご紹介したいと思います。お楽しみに!

 

ゆっきーでした!