【第26回目】AかBの選択で迷ったときの一つの決め方

こんにちは。ゆっきーです!

10月3日(土)に、ネスグローバルさん主催の海外キャリアワークショップ(新宿)に呼ばれ
「帰国後の就活んい有利になる<海外で働く!>鉄則」と題し、講演をしました。

 

有料セミナーということもあり、ご参加された方々はとても意識の高い方ばかり。
私自身もたいへん有意義な時間を過ごすことができました。

 

また、特別ゲストとして、吉本の外国人芸人チャドマレーンさんも参加されました。
「お笑いの世界で学んだ国際コミュニケーションの本質とは?」というテーマで話してくれました。

 

彼自身は15歳のときにオーストラリアより日本へ留学しましたが、チャドさんの留学した当時の話から吉本芸人になるまでの話は、これから海外へ出る方にとって、成功するための秘訣が
満載でした。とてもためになる話ばかり。

 

しかも自身の失敗談を面白おかしく語っていたところがさすが芸人さんです。私自身もいろんな面でたいへん勉強になりました。

11月にも東京、大阪で開催されます。もしご関心のある方は、ご参加ください。
追って詳細をお知らせいたします!   

IMG_20151003_131842                               10月3日ワークショップ風景

では、早速、本題に入りたいと思います。
今回のテーマは、「AかBの選択で迷ったときの一つの決め方」についてです。私達は日常の生活で、AかBの選択で困うときってありますよね。そんなとき、あなたなら、どのような決め方をされますか?

実際、私は留学相談を受けていて、「自分は本当に留学すべきか、しないほうが良いか」で迷っている方や、「Aという学校とBという学校のどっちを選ぶか」で迷っている人など、物事の選択に関する相談もわりと多いように思います。

そんなときに私は、相談者に対して、自分の答えを導き出す一つの考え方を提案しているんです。今回は、それをお伝えしたいと思います。

まず、手前みそになりますが言わせてください。私は職業柄ですが、数分間その人と話せば、その人は留学したほうがいい人か、しないほうがいい人かが分かります。以前、そんなことをある人に話したら、「まさか、何か人に見えないものが見える能力があるのですか?」なんて真剣な表情で聞かれたこともありましたが・・・(苦笑)

もちろん、私は、その人の背後の方を見る能力はありません(笑)。あくまでもそれは、これまで多くの留学生のお世話をした経験から身につけたものだとご理解くださいね。しかし、幸か不幸か、“留学しないほうがいい”と思える人が留学してしまうと、やはり途中帰国したり、成果をあげられずに帰国するケースがほとんどなのです。

いずれにしましても、前述のような質問を相談者から受けたときは、大概、答えはすでに出ているのですが、まずは本人でその答えを引き出してもらうようにアドバイスをしております。理由は二つあります。ひとつは、考え方さえ知ることができれば、それを応用して、後に、違う問題であっても、自分一人で答えを導き出すことができるからです。英語でもこんな諺がありますね。

Give a man a fish and you feed him for a day, 
teach him to fish and you feed him for a lifetime.

「魚を与えれば、その人を一日は養えるが、魚の釣り方を教えれば、その人を一生養うことができる」

二つ目は、人から教わるよりも、自分で答えを発見したほうが、相談者からすると、より腑に落ち、決断後のその人の行動が、劇的に変化するからです。

大概、AかBかの選択で迷っている方は、どちらが自分にとって良いのか、という視点から考える傾向があります。しかし、その場合には、結論がなかなか出てこないケースが多いんです。なぜなら、どっちもいいと思えるからこそ迷っているのですからね。その角度から考えようとすれば、迷うのは当然といえば当然です。そんな場合の一つの決断方法として、下記のように発想してみることを私は提案しています。

 

「どちらを選んだとき、最悪失敗した場合でも、後悔がないか?」

AかBかの選択で答えがでないときは、こんな視点からも考えてみることをアドバイスしています。
後悔がないと思えるほうを選ぶわけです。

人は誰でも後悔はしたくないので、このように考えると、わりとすんなり自分の中の答えが引き出しやすいんですね。もちろん、挑戦する前から失敗することを考えるなんて、抵抗がある人もいるでしょう。しかし、これはあくまでも、どちらを選択するべきかを知るための単なる自分に対する質問であり、ある種の方便なので、割りきって気楽に考えて欲しいと思います。やはり、ミソは、
「後悔がないか」という点にフォーカスしていることです。


「後悔がない」ということは、自分の中で、ある程度、「覚悟」ができている証拠です。そこを探るのです。人は「覚悟」が出来ていると、気持ち的にブレがありません。ですから、そのことに対して、最も行動的になれる状態でもあるわけです。つまり、自分でチョイスした方向で、いい結果が出やすいのです。AかBの決断で迷ったときは、ぜひ、前述の質問を自分自身に投げかけてみてくださいね!迷ったときは、視点を変えて考えてみることで、「ズバ」っと答えが出ることがありますよ。

次回は、今回の内容と若干かぶりますが、「即、行動すること」「決断の“先延ばし”」について、述べたいと思います。特に今、留学するかどうかで、なかなか決断できないで悩んでいる人達に読んでもらえたら嬉しいです。

では、次回お会いしましょう!

ゆっきーでした