【第49回目】海外インターンシップについて知っておきたいこと(その2)

こんにちは。ゆっきーです!

今回は海外インターンシップの話の続きです。前回、「留学生からしばしば受ける相談内容には、次の2つがあります」と述べました。

  • 結局、働けずに帰国することになってしまった!
    ●もともと希望する職種でのワーキング体験をしたいため申し込みを したにもかかわらず、結局、希望の職種に就けなかった!

でしたね。それでは何故、そんなことが起きるのかを解説していきましょう。

注)ここで取り上げている“海外インターンシッププログラム”とは、特に参加者の多い形態の『語学研修+インターンシップ』とします。

まずは、最初の内容についてです。

  • 結局、働けずに帰国することになってしまった!

そもそもインターンシッププログラムとは、海外の企業で働くわけですから、最低限度の語学のレベルが必要なんです。ちなみに、語学レベルに関しては、それぞれ語学学校によって基準が決められています。そのため、多くの場合、数ヶ月間語学の勉強をした後に、つまり、語学力が一定レベルに達した際、インターン先の会社で働けるというスタイルです。
仮にあなたは、当初、語学研修を4ヵ月間受け、英語力が一定レベルに達することを見越し、その後2ヵ月間のインターンシップに参加することをプランニングし、留学期間を全部で半年間と設定したとしますね。

ここで重要なことは、4ヵ月を過ぎても語学のレベルが基準に達しない場合、当然、インターンの参加資格がないため、そのまま語学研修を受け続けることになるということです。

場合によっては、その半年間すべて語学研修になってしまう留学生もいます。そうなると、金銭的な事情や時間的な問題などから、当然、インターンに参加出来ずに帰国せざるを得ないケースがあるんです。また、語学学校側としても、確保したインターン先へ生徒を継続的に派遣できるように、その企業と友好な関係を築かなければなりません。そのため、派遣する生徒を学校の代表という感覚でインターン先へ推薦しますので、その生徒のこれまでの語学学校での授業の出席率や授業態度なども判断基準になります。

それらも加味され、インターン先でしっかり勤務ができる人材なのかを判断するわけです。ですから、ただ語学力が基準レベルに達しさえすれば誰もがインターンが可能だとも言えないのです。そのため、普段のその生徒の語学学校での素行も判断基準になりますので、日頃から、しっかり真面目に授業に参加しなければなりません。(もちろん、学生なのですから当然なことなのですが…)

では、次回は、もともと希望する職種でのワーキング体験をしたいため申し込みをしたにもかかわらず、結局、希望の職種に就けなかった!について解説したいと思います。

今回は以上です。                                 ゆっきーでした!