【第21回】留学中の運気の高め方

こんにちは。ゆっきーです!

人を褒めることをすすんでしてみませんか?

人に自分の気づかなかったことを褒められると、とても勇気づけられたり、元気になります。そんな言葉を相手に投げかけてあげるといいですよ。

以前、これを言ったとき、人を褒めると、自分が損した気になるという人がいました。そんな人は、次の事実を知るといいかもしれません。

それは・・・

人の良い点を指摘できるということは、実は、自分の中にも、それと同じ要素があるから指摘できるのです。

花を見て、「きれい!」と思える人は、自分の中に「きれい」という概念があるから、そう思えるのです。それと一緒です。つまり、人の良い面を見ることで、自分の中にある良い面を確認できるのですね。それっていいことではないですか?それを相手が教えてくれているのです。人を褒めるということは、すなわち自分自身の中の良い点を称えているいることと一緒なんです。

人を褒めることで決して損なんてしてないんですよ!

さて今回は、留学中の運気の高め方について考えてみたいと思います。
自分の運気を高めるためには、まず、運が良い人はどんな人達かを知ることが大切です。

一体、運が良い人達は、どんな人だと思いますか?
大概、運の良い人というと、幸運と思える現象、ラッキーなことが次々にやってくる人達だと思うかもしれません。しかし、私自身が個人的に調べた結果、どうやら、それとはちょっと違うようです。運が良い人達には、実は共通点があったのです。

運が良い人の共通点とは、まず、「自分は運が良い」と信じている人であり、たとえ、好ましくない状況が起きたとしても、「だからこそ、自分は運が良かった!」と言える人・思える人なんです。つまり、マイナスと思える現象の中からでさえも、プラス面を探せる人・発見できる人です。その能力に長けている人達です。

ここで、日本の実業界において、誰もが認める成功者として有名なこの方のエピソードをご紹介しましょう。
日本で“経営の神様”といわれた故・松下幸之助さんです。松下さんは、社員面接のときに、「あなたは運が良いですか?」という質問をされたほど、「運」を重視され、積極的に「運」の良い人を採用されたことで有名です。
その松下さんご本人のこんなエピソードを書籍で読んだことがあります。松下さんはもともと体が丈夫ではなかったそうです。松下電器産業(現パナソニック)という、あれだけの大企業の創業者なのですから、経営者として体が丈夫でないということは、ある意味、ハンディを背負っているといえますね。けっして運が良い状態とは言えません。しかし、松下さんご本人は、だからこそ私は運が良かったのだ、と本気でお考えになっていたのです。その理由は、体が丈夫でなかったおかげで、人を使うしか方法はなく、適材適所に人に動いてもらう術を覚えたのだ、とお考えのようでした。自分が動けない分、仕事を人に任せることで、社員には大いに活躍の場を与える事ができ、その結果、一代で日本を代表する巨大企業を築いたのだそうです。ですから、体が丈夫でなかった自分は運が良かった、と言われていたわけです。心底、ご自身は運が強い人間だと信じていたそうです。

つまり、一般的に考えて、運が悪いと思える状況にもかかわらず、松下さんは、逆に、その状況だからこそ、運が良かったのだ、という視点から物事を捉えていたわけです。松下さんは、ご自身に良いことが次々にやってくるから、「自分は運が良い!」と思われていたのではないんです。どんな状況下においても、「自分は運が良い!」という方面から物事を見ていたことになります。それを裏付けるエピソードは他にも多々あります。

 

このように、物事をどの視点から見ようとするかで、運の良い人、悪い人が決まるということです。どんな状況を前にしても、常に、自分にとって「運がよい!」という方向から物事を見れる人は、運が良い人に共通しています。ですから、これから本気で運気を良くしたいと願う人は、まずは、日頃から、物事に対して、「自分は運が良い」と思える点を意識的に探す癖を身に付けることです。

普段、自分は「運」が悪いなぁと思う人は、日常生活(学校の出来事や、人間関係、仕事面)などで、何気ないラッキーな出来事を見逃してはいませんか?

たとえば、身近な例を挙げると、毎日、事故に遭わないことだってたいへんラッキーなことです。余談ですが、元・日ハムの新庄剛志さんは、子供の頃から8回~9回も交通事故に遭ったことがあり、中には体が飛ばされるほどの事故もあったそうです。ところがなんと、ほとんどが無傷だったとのことでした。これを読んだ人は誰もが言うでしょう。「やはり新庄さんは特別だ!強運の持ち主だから!」と。
でもですね。そんな新庄さんよりも、もっと強運な人もいるんですよ。誰だと思いますか?それは、これを読んでいる、「あなた」かもしれません。つまり、そのような事故さえ遭っていない人です。そんな自分の強運ぶりを普段、考えてもみないのではないでしょうか。

何も変化のない平凡な一日でさえ、たいへんラッキーなことなのです。何かトラブルに遭った日のことを思い出してみてください。何事もない平凡な日がどれだけありがたく、ラッキーな日なのかが分りますね。まずは、そんな身近なことからラッキーだと思える事を探す練習をしてみてください。それが癖にまでなると、自分にとって好ましくない状況が起きたとしても、その中から、ラッキーな面を探すことができるようになってきます。実際に、よくありますよね。「災い転じて福となす」というようなことが。

でも、これは本当のことなのです。日頃から、そんな視点を持つ癖をつけておくと、あまり状況に左右されずに、常に「自分は運が良い」と思えるようになります。そんな心の準備が出来ている人達に、良い現象が優先的(?!)に集まってくるようですよ。(笑)

ここまでを読んで、「そんな風には、とても思えないよ!」という人もいるかもしれません。でも大丈夫です。心配はいりません。思考は習慣です。習慣は第二の天性なんです。つまり、習慣によって後から身に付けることができる能力もあるわけです。少しずつ前述したような癖をつけておくと、必ずそのような視点を身に付けることができるようになります。

この視点は留学中にも必ず役たちます。だって、その思考法が身に付いてしまえば、どんな状況の中であっても、幸運がいくらでも探せる自分、常に「運が良い!」と思える自分になれるのですからね。

今回、これを読んだ誰もが、「運の良い人・強い人」になれます(笑)。
留学中も、この思考法を実践して、上昇気流に乗っていきましょう!

今回は以上です。次回は、『留学のゴール』を定めた後に、その目標に向かって、難なく突き進むために必要な“ある作業”をお伝えしたいと思います。
ではまたお会いしましょう!