【第45回目】留学に親の承認は必要か?

こんにちは!ゆっきーです。

今回は、留学を検討されている方から割と多いテーマについて述べたいと思います。

 

以前のコラム(第41回)で、留学を友人や知人から反対された場合について書きましたが、

「現在、親に留学を反対されているが、その場合はどうか?」
「親の声を無視して自分の意志を通しても良いものかどうか?」

というように、親御さんに留学を反対されたときのことについてもよく相談を受けます。

結論から先に言うと、<親の承認や理解は得たほうが良い>ということです。

ある程度の年齢になれば、家族に留学することを告げずに、勝手に留学してしまうことは可能ではあるでしょう。ところが、留学となると、当然、一定の期間外国へ行くわけですから、いつでも連絡がつきやすい国内旅行とは状況が違います。つまり、日本にいる身内に、何か緊急な事があったときなどは、連絡がつかない場合などは双方にとって都合が悪いわけです。

やはり、お互いがコンタクトの取り合える連絡先くらいは知っていなければなりません。そのためには、留学することを親あるいは家族に告げておく必要があるわけです。ところが、あなたが留学したい旨を家族に告げたとき、「はい。分りました。頑張りなさい。」とすんなり理解を示し、応援や協力をしてもらえるとは限りませんね。外国への長期滞在になるので、年齢が若いとなると安全面で心配されたり、成人以上の方の場合であっても、帰国後の進路を心配されたり、あるいは、日頃、家族で何かと頼りにされている場合などは、簡単には留学をさせてもらえないかもしれません。

しかし、仮にそのような状況であっても、できるかぎり家族の理解を得て、留学されることをお勧めします。理解が得られないからといって、強行突破で何も告げずに、あるいは反対を無視して留学をしてしまうのではなく、何度も話し合いの場を設け、理解を得られるまで説得を試みるべきです。

留学先ではハプニングはつきものです。たとえば、留学中、お金を紛失してしまったり、当初予定していた予算を大分オーバーしまい、資金面で困ってしまったり、日本に置いてきた私物を留学先に送ってもらいたいと、留学中であっても、何かと日本の家族の協力も必要な場面があるものです。

しかし、親や家族から理解を得られないまま勝手に留学したりすると、さまざまな面で援助を得られずに、何かと不自由をするでしょう。あらかじめ親や家族の了承を得られれば、留学後にも、何かしら家族から援助をしてもらったり、こちらの依頼ごとなども快く引き受けてもらえるでしょう。あるいは万が一、留学した結果、何らかの理由で挫折してしまったり、思うような結果が得られないで帰国するようなことがあっても、きっと、留学に挑戦したあなたを温かく迎えてくれるはずです。

ですから、同じ理解を得る、得ないということからすると、親や家族から反対される場合と、友人・知人から反対される場合とでは、おのずと対処の仕方が異なるということだけは覚えておいてくださいね。

今回は以上です。

 

ゆっきーでした!