【第2回】留学で何とかなっている人、ならない人の違い(その1)

みなさん、こんにちは!ゆっきーです。
さて、今回は初回ということで、留学を考える上でとても重要なことでありながら、意外と多くの人が誤解しやすいことをお伝えしたいと思います。
私はよく留学講演やセミナーの冒頭で、出席者にこんな質問を投げかけるんです。

「留学は、行けば何とかなると思いますか?それとも、簡単なものではないと思いますか?」

このように聞くと、大体、参加者の2割くらいの人達が、「行けば何とかなる!」と答え、残りの8割りの人達が「そんなに簡単なものではない」と答えます。

実は、これと同じ質問を留学帰国者にしても、同じように“何とかなる派”と、“そうでない派”の2派に分かれてしまうんですね。

さて一体、どちらが正しいと思いますか?
ここで、1分間考えてみてください。




答えは、
「どちらも正しい」が正解です。

なぜなら、実際に、留学に行って何とかなっている人もいれば、そうでない人もいますね。ですから、どちらも正しいことになります。
では一体、何故こんな質問を投げかけたのかといいますと、この質問を通じて、みなさんに、「何とかなる」か、「ならない」かに対する表面的な回答よりも、もっと大切なことをお伝えしたかったからです。
それは何かというと、この「何とかなる人」「ならない人」の両者には決定的な違いがある、ということなんです。
この両者の違いは何だと思いますか?答えはとても簡単です。
留学先で、彼らのとる≪行動≫が違うのです。
別の言い方をしますと、何とかなっている人は、実は、何とか“なっている”のではなく、何とか“している”人達なんです。
つまり、何とかなるように“行動している人”です。
この違いは分りますか?
ただ留学さえしてしまえば、棚ぼた式に何とか“なっている”のではないのです。それはあり得ないことなんですね。
留学すると、当然、言葉、習慣、環境、食べ物、考え方などあらゆることが日本と違いますよね。
そのような国で生活するのですから、まず、ほとんどの留学生が苦労します。
次回はこのあたりをもう少し深く踏み込んでみたいと思います。

このあたりを最初にしっかり押さえておかないと、留学した後が大変になりますので、ぜひ、覚えておいてくださいね!