【第79回目】《ステップ5》留学前にやるべきことは?

こんにちは!ゆっきーです。

 

さて、これからいよいよ具体的に「留学前」「留学中」「帰国後」のそれぞれのフェーズで

何をやっておくと良いのかを解説していきましょう。

 

まず、「留学前」にやるべきことからです。

それはズバリ、『留学中のプランニング立案』です。これはぜひ作成してから留学していきましょう。

 

理由は単純で、自分の目的や目標を達成するためのプランニングがあったほうが、
自分がどこに向かうべきかが明確に定まるため、頑張れるからです。

 

 

また、帰国後の企業面接では、留学帰国者に対して企業から聞かれる質問の定番に、

「どうして留学したのですか?」があります。これは当然ですよね。

 

そのときに、「特に理由はありません」などと回答してしまうとしたら、企業は決して採用したいとは思わないでしょう。行きあたりばったりの無計画な人物とレッテルを貼られてしまうのがオチです。

つまり、この質問にしっかり回答できない場合は、面接官から「この人は結局、遊びに行っただけか」「日本の環境からただ逃げたかっただけか」というネガティブな見方をされてしまいます。

 

また、ある調査結果によると、渡航動機が明確な人とそうでない人に対する企業の評価は、動機が明確な人のほうが高く、かつ企業に入ってからの能力の発揮度合いも高い、という見方をする企業が多い傾向が数字にはっきりと表れています。

 

私は留学生向けのセミナーで、このプランニングの重要性の話をすると、留学前の方からしばしば「現在、留学目的は特に無いのですが、留学しないほうがいいのでしょうか?」という質問をいただきます。

私はそんな風には考えておりません。現にこれまで数多くの留学生と接してきましたが、本当の意味で最初から明確な留学目的を持っている人は稀です。むしろ、何となく漠然と留学したいという気持ちから留学を検討し始めた方のほうが多いのが多いのです。

しかし、そのような彼らでも、結果的に充実した留学生活を送っている方は、その後留学前にプランニングを立案して留学しているか、あるいは留学中にプランニングを立て実行していることが共通しています。

 では今、留学を希望している人で、あるいは現在留学中の人で、目標・目的が明確でない人はどうすればいいのでしょうか?

 そのような人は、自分が日々向かえる「とりあえずの目標」を設定すると良いでしょう。

 

たとえば、
「●か月以内に、現地人の友人を5人作る」、「TOEICで●●点スコアアップをはかる」、「現地の音楽バンドに入り、地方へ演奏の旅に出る」、「現地のボランティアに所属し、毎週最低1つは何かを提案する」などです。
このように目標をセッティングしたら、それを実現するための日々のプランニングが立てられるはずです。海外で無目的に生活するよりも、常に何かにチャレンジする日々を送ることで、主体性や関係構築力などのヒューマンスキルは必ず身に付きますので、帰国後にそれらは企業の評価の対象になるはずです。

 なぜ、とりあえずの目標でいいのかというと、その目標に向かっているうちに、当然自分が以前より成長してきますので、その成長した自分から見た新たな目標が見えてくるからです。そうしたら、そこで新たな目標・プランニングを作成すればいいのです。

 

さぁ、まずは実践です。

 どうしても自分ひとりでプランニング作成には自信がない、良く分からない、という方は、プロの留学カウンセラーやキャリアコンサルタントにアドバイスをもらうと良いと思います。

もちろん、私本橋も直接アドバイジングを行っていますので、これまで1万人以上の留学生をサポートしてきた経験から、留学生から評判の良い、かつ実践的で効果的なプランニング作成方法を伝授しますので、当社の留キャリサポートをご利用ください。

 いずれにしても、留学前のやるべきことはプランニング立案です。ぜひ作成してみてください。
それが有る無しで、留学中の充実度が確実に異なることでしょう。

 

それでは次回は、「留学中」にやるべき行動についてお伝えします。

 

お楽しみに。

ゆっきーでした!